Ronチャリダーの旅行記

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歴史巡り in 奈良

皆さんこんにちは。今回は奈良県にある観光スポットの歴史についてお話ししようと思います。奈良県世界遺産が点在するエリアであると同時に、豊かな自然も満喫できる場所です。それでは早速参りましょう!

 

法隆寺

607年に推古天皇聖徳太子聖徳太子の父の意思を継いで建てたとされている法隆寺は、日本で初めて世界遺産に登録された世界最古の木造建築です。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とした東院伽藍に分けられています。

日本書紀によると670年に一度焼失していると記されています。ですが、間もなく再建が進められ、飛鳥時代の様式で中心伽藍が復興され、旧にも増した寺観が整えられました。

法隆寺の境内は非常に広大で、散策するだけでも楽しいのでぜひ訪れてみてください。

 

東大寺

743年に聖武天皇は「国中の銅を使って像を造り、山を削ってお堂を建てることに協力してほしい(廬舎那大仏造立の詔)」と言い、その当時の人口の約半分(166万人)が働き、巨大な大仏とそれを安置する総国分寺として東大寺を建てました。

南大門は寺院の門としては日本最大で高さは25mもあり、国宝にも指定されているとても貴重なものです。

789年にできた国宝の金堂(大仏殿)は、南都焼討と三好・松永の乱により2度焼失していますが今でも世界最大級の木造建築物なんです。

高さ48m、横幅57m、奥行きは50m程ありますが創建当時は今の1.5倍もあったそうです。

その中にある奈良の大仏も世界最大で、座高15m、顔の長さだけで5mもあります。ちなみに顔は江戸時代のもの、胴体は鎌倉時代のもので、

奈良時代のものは台座近くの一部だけです。

大仏が大き理由は「世の中のすべての人を、あまねく救済するため」とされています。

ちなみに大仏殿の北東にある柱には「大仏の鼻の穴」と呼ばれる大きな穴があり、くぐれると邪気が祓われると言われています。ぜひ挑戦してみてください。

 

平城宮跡歴史公園

平城京の跡地に造られた広大な史跡公園で、平城京を知れる施設がたくさんあります。

平城宮いざない館では当時の生活様式などがわかり、ボランティアの方が説明もしてくれます。

平城宮のシンボルである朱雀門は高さ20mもあり、その前には広場があります。

そして朱色が美しい第一次大極殿平城宮最大の宮殿で直径70cmの柱が44本、屋根瓦97000枚を使って造られました。当時は天皇即位式や外国使節との謁見など重要な儀式に使われていました。

他にも復元事業情報館や平城宮跡資料館などの施設もあります。

 

奈良には魅力的な観光スポットがたくさんあります。歴史や文化に触れるだけでなく、自然も満喫できるのが奈良の魅力です。ぜひ、奈良を訪れて、これらの名所を巡ってみてください。きっと素晴らしい旅の思い出ができることでしょう。