Ronチャリダーの旅行記

自転車で日本の景色を見て回ってます。おすすめの景色やグルメを是非教えてください!

江戸の名建築 日光東照宮に行ってきました

皆さんこんにちは。今回はあの日光東照宮に行ってきました。宇都宮からスタートし、600m登らなければいけなかったちょっときつかったですが、なんとか到着。着いてまず見えてきたのがこの真っ赤の神橋。水の透明度もさることながら、この新緑もいいですね。猿橋錦帯橋に並んで日本三大奇橋のひとつにも数えられます。

 

そして自転車を停め、いざ東照宮へ。まずはデカデカとそびえ立つ一ノ鳥居が見えてきます。九州地方で力を振るった黒田長政が奉納した鳥居で日本三大石鳥居のひとつです。高さは9m、柱の直径は3.6mもあります。

 

鳥居をくぐって左手には高さ36mの日本一華麗な五重塔があります。この塔の心柱は上から鎖で吊り下げられ、10cmほど浮いた状態を保っています。そのため地震や強風による振動を抑えることができるそうですよ。

 

こちらは神厩舎という建物でご神馬をつなぐ厩(うまや)です。昔から猿が馬を守るとされていることから猿の彫刻があるんです。

有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」がありました。これには影響を受けやすい幼少期は、悪いことを「見たり、言ったり、聞いたり」せずに良いことだけを経験させれば、それが身につき、悪いものに対して正しい判断や行動ができるという教訓が込められています。

 

今度は国宝の陽明門が見えてきました。

東照宮のシンボル的な存在で江戸時代の最高技術を結集したものだそうです。いつまでみていても見飽きないことから「日暮の門」とも呼ばれています。故事逸話や聖人賢人など500以上の彫刻が施されています。その先にある唐門も陽明門と同じくらい豪華でした。

 

右手に行くと国宝の眠り猫もいました。家康公が眠る奥宮への参道手前で墓を守るように座る猫の彫刻で、名匠・左甚五郎が作ったと言われています。

奧宮への道は杉の木に囲まれた雰囲気のある場所でパワースポットの1つ!207段の石段がありますが、伏見稲荷や金刀比羅を登ったことがある方なら大丈夫でしょう。

そしてこちらが徳川家康が眠る御宝塔(お墓)です。東照宮で最も神聖な場所ですよ。元々は歴代将軍しか立ち入ることが許されなかったのですが、1965年の東照宮350年祭を記念して、一般公開され今に至ります。

 

もちろん御本社にも行ってきました。東照宮で最も重要な建物です。そのため建物内は撮影禁止でした。当時この本社に立ち入れるのは限られた人のみだったそうです。ここでもお守りの販売をしており、旅のお供に青色のお守りを買いました。このお守りは香りがなくなるまで、ずっとつけてて良いみたいです。そしてご利益が5つ(身体健全・厄除開運・交通安全・学業成就・諸願成就)もあります。

 

そして最後に本地堂に行ってきました。天井に描かれた龍の顔の真下で拍子木を鳴らすと、天井と床で反射が繰り返され、鈴のような音が響き、龍が鳴いているように聞こえます。このことから「鳴龍」とも呼ばれています。ここも撮影禁止だったので写真はありませんが、迫力ある龍の絵画は必見です。

 

14:00に入ったのですが、出てくる頃には17:00になってました。混んでるからこそゆっくりじっくりみて回れたので良かったです。まだまだ見どころはたくさんあるので皆さんもぜひ行ってみてください。