皆さんこんにちは。今回は徳島県にある大塚国際美術館に行ってきました。見たことのある名画が沢山あり、誰でも楽しめると思うのでご紹介したいと思います。
大塚国際美術館の特徴
この美術館の最大の特徴は展示作品全てが陶板で原寸大に再現されている点です。なんと作品の数は1000点を超えます。
ちなみに陶板とは陶器の板の事です。陶板にすることで色の経年劣化がせず、照明で照らしたり、太陽光を浴びても傷むことがなく、そして耐久性もある。いつまでも制作時の美しさが保たれる特徴・魅力があります。
また美術館では珍しく、館内全作品撮影できます。そしてそっと触れる程度でしたら触るのも大丈夫!
※フラッシュや三脚は禁止です
また美術館ですが、すごく広く鑑賞ルートは約4キロもあるんです。途中から順路がわからなくなり、同じところを何度か通りました(笑)
カフェもあるので途中で休憩もできます。
それでは作品をいくつか紹介していきます。
まず最初に見えるのはミケランジェロ・ブオナローティ作「最後の審判」です。米津玄師さんが紅白歌合戦で歌ったことでも有名ですね。
ちなみに、この美術館は5階建てで入り口のエスカレータを上がった先は2階と思うかもしれませんがB3階なんです。自然の景観を守るために山の中に作ったんだそうです。
脱線しましたが次はイタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生 」
本作はギリシア神話を題材にした一枚で、海から生まれたヴィーナスがホタテの貝殻に乗り、キプロス島に到着する様子が描かれています。
宙を舞うバラは愛の花で、ヴィーナスのシンボルだそうです。
続いては屋外展示のクロード・モネ作「大睡蓮」
モネは光を上手く表現した風景画を描く画家として有名です。そんな睡蓮の画を「自然光の下でみてほしい」という本人の願いを実現すべく、このように屋外に設置されているのだそうです。
この作品も陶板でできているので太陽の光を浴びても大丈夫👍
最後に紹介するのはレオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」
イエス・キリストと12使徒による最後の晩餐を題材にしたものです。何が最後なのかと言うとこの後イエスは捕まってしまうので、本人は最後の晩餐ですし、弟子たちはイエスとの最後の晩餐になるんですね。
Qクイズ
ある者はイエスを敵視しており銀貨30枚でイエスを売り渡すことになっていました。誰が裏切り者か探してみてください。ヒントは銀貨30枚が入った金袋を持っている者です。
大塚国際美術館に行ってみるとモナリザが思ってたよりも小さかったり、逆に最後の晩餐が大きかったりなども知れたりします。
値段は少し高いと思うかも知れませんが行ったことのない方はぜひ行ってみてください。