皆さんこんにちは。今回は軍艦島に行って来ました。軍艦島に上陸するためにはツアーに参加しなければなりません。なので今回はブラックダイアモンド号に乗って行ってきました。
こちらのクルーズは、所要時間3時間で午前と午後の2便があります。そして軍艦島だけでなく高島にも上陸するツアーです。
いくつかの企業がクルーズを出しているので検討してみてください。上陸できなかった時の対応とか違うみたいですよ。
いざ出発!
軍艦島まで約35分の船旅です。到着するまでにいろいろ紹介してくれたのであっという間でした。
出発してすぐの右手には三菱造船工場があり、明治から令和の今も続いている歴史ある場所です。この日は運が良かったみたいでイージス艦が点検で止まってましたよ。
どんな大型客船でも通れるように高めに設計された女神大橋も見応えがありました。
軍艦島を語る上では欠かせない場所である高島に到着。
軍艦島の100分の1の模型があり、この模型を使っていろいろ教えて頂きました。
隣には石炭資料館があり、石炭産業に関する展示がされてました。三菱創業者の岩崎彌太郎の銅像も建ってましたよ。
30分ほど見学し、いよいよ軍艦島に向かいます。
軍艦島が見えてきました。
まずは島の反対側をゆっくり回りながら建物の説明をしてくれました。立ち入れない場所なので、ずっと動画回してました。
この角度が「軍艦島」と言われる所以だそうです。確かに見える。
ついに軍艦島に上陸!
最初のチェックポイント
奥に見えるのが学校で、右側にドミノのように並んでいるのはベルトコンベアーの支柱です。採掘された石炭は、このベルトコンベアーを使って貯炭場に蓄えられ、船に積み込まれていたそうです。
次のチェックポイント
注目すべきはこの階段。
地下への入り口で石炭の粉が染み付いて黒く汚れてました。唯一、この階段だけが当時とあまり変わらないそうです。
そしてこの赤レンガは明治時代に建てられた貴重な建物で当時は事務所だったそうですよ。
最後のチェックポイント
日本で1番古い鉄筋のアパート。東京でも大阪でもない、ここ軍艦島なんです。
一昨年に床か抜け落ちてニュースになったそうですが、逆に一昨年までよく持ち堪えてたなぁ思いました。
立ち入れるのは2%ほどで距離にして200mしかありませんでしたが、普段では見ることのない異様な光景だったので時間が過ぎるのがあっという間でした。
閉山したのが50年前の1月15日だそうで、今年は軍艦島が熱いそうですよ。
皆さんもぜひ行って見てください。